キュウリ収穫ロボットの展示で連携を強化
経緯
AGRISTは2021年に「Microsoft for Startups」に採択されたことを機に、Microsoft Azureをはじめとするテクノロジーのサポートに加え、同社のリソース特典やパートナーネットワークを活用した事業拡大の支援を受けています。
2024年9月には「Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobe」(以下AI Co-Innovation Lab)のSprint開発支援を受け、Azure Machine Learning Studioを用いた農作物の収量予測AI「AGRIST Ai」の開発を行いました。これにより、高精度な収量予測モデルを構築することに成功しました。
同年12月には、「AGRIST Ai SUMMIT 2024 in 神戸」をAI Co-Innovation Lab内で実施しています。
展示を行う事で今後の連携を強化します。
農場の情報をAIで解析し、リアルタイムで確認できるように
2024年9月にSprint開発支援を受けて開発したAGRIST Aiを体験できます。また、ブースに展示されているQRコードを読み込むと、スマートフォンやタブレットから、AI農業を体験できます。キュウリ収穫ロボットはデモンストレーションも可能です。
エンジニアコメント
VPoEエンジニア統括最高責任者 清水秀樹
Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobeでは、今回のSprint開発で進化を遂げたAGRIST Aiの「収量予測」をぜひ体験してみてください!最先端の収穫ロボットも間近でご覧いただける特別な展示を用意しています。未来の農業がここから始まる――新しい可能性に触れる、わくわくする体験が待っています!
エンジニア 増渕武
Microsoft AI Co-Innovation Lab KobeにAGRIST Ai、キュウリ収穫ロボットを展示させて頂き大変感謝しております。収穫ロボットの性能向上はもちろんのこと、Microsoft様のご支援を受けてさらに進化していくAGRSIT Aiを併せて、スマート農業の実現に貢献してまいります。
今後について
2025年2月にSprint開発を行います。今回の開発では、AI学習を自動で行えるモデルにバージョンアップをします。従来はセンサーなどで農場から収集した学習情報をAGRIST Aiに読み込ませ、学習させていました。今回のバージョンアップで、人の手を介さずにリアルタイム情報を学習させられるようになるため、学習スピードが飛躍的に向上します。
3月に今回のSprint開発の成果発表を予定しています。イベント情報についてはHPをご覧ください。
今後もAI Co-Innovation LabでのSprint開発を通してスマート農業を推進してまいります。