- HOME
- サステナビリティ

Sustainability
脱炭素と
“儲かる農業”を実現
産官学金が連携して
持続可能な
食と農の未来をつくる。
Achieving Carbon Neutrality and Profitable Farming
Creating a Sustainable Future for Food and Agriculture
through Industry–Government–Academia–Finance Collaboration
脱炭素は「ムダを減らして利益をふやす」こと。
私たちは産官学金でチームを組み、現場の負担を増やさず、3つの手順で実行します。
- Measure/測る
- 水・電気・肥料の使い方を見える化。
- Reduce/減らす
- 水管理と施肥を見直し、作業を一部自動化。
- Earn/稼ぐ
- 記録をレポート化し、補助金・販路・金融につなぐ。
品質と収量は守りつつ、コストとCO₂を同時に削減。小さく始め、成果を地域へ広げ、持続可能な食と農の未来をつくります。
農家の平均年齢68歳。 農業は「家業」から「事業」への転換期
農家の平均年齢は68歳。熟練の勘と根性だけでは、次の世代に続きません。
いま必要なのは、「家業」から「事業」への切り替えです。
つまり、作業を標準化し、収量や品質、コストを見える化し、数字で意思決定するやり方へ。

Data on
Agricultural
Issues
-
- 農業従事者の 平均年齢
- 68.7歳
-
- 食糧 自給率
- 38%
-
- 辞めた 農家の数
- 120万戸
-
- 食糧 廃棄
- 10億万トン
-
- 食糧不足の 子どもの数
- 8億人
-
- 日本の農業における CO2排出量
-
5,000万トン
世界全体の22%
※世界全体のCO2排出量100億トン
Environmental
issues

- 不安な領域を超えてしまっている(高リスク)
- 不安定な領域(リスク増大)
- 地球の限界の領域内
Our
Responsibility
for 2050
ゼロエミッション化の
実現農林水産省 みどりの食糧システム戦略
農業のゼロエミッション化とともに
無駄を減らし、儲かる農業へ
Government Goal
Our
Action
[脱炭素へのアプローチ]
ムダを減らす
AGRISTは、AI・ロボティクス・スマート農業の3本の柱により、農業の各工程を最適化し、ムダの削減を通じて余剰なCO₂排出の抑制に取り組んでいます。また、削減されたCO₂は、Jクレジットなどのカーボンオフセット制度を活用することで、環境価値の収益化にもつなげています。
そして、農業を“儲かる産業”へと進化させることで新規就農者の増加を促し、農業の持続可能性を高め、生産力そのものの向上を目指します。最終的には、これらの取り組みを通じて、世界規模の食料問題の解決に貢献することを目指しています。
Approach
- 《炭素》の見える化
- 《炭素》を減らす
- 《炭素》で稼ぐ
技術 | 最適化 | バリュー | ||
---|---|---|---|---|
![]() AI |
生産 |
資源 生産効率 品質 |
水、肥料、電力などの消費量 管理プロセス、水や堆肥の供給量 需要に合わせた商品への育成 |
廃棄の削減 生産コストの削減 市場価値向上 |
サプライ |
供給量 市場価値 |
需要に対する商品の供給 商品価値にあった販路開拓 |
資源の節約 輸送コストの削減 |
|
ロボティクス | 生産 | 機械化 | 機械化による人力の補助 | 担い手不足の解消 収穫機会損失の回避(商品価値の最大化) 就農者負担の軽減(ヘルスケア) |
![]() スマート農業 |
生産 | 全生産プロセス | 生産性の最大化 気象変動による影響の回避・軽減 |
|
サプライ | 収穫から出荷まで | 市場供給までの完全自動化 |
- □ リスク軽減による新規参入の増加
(新規就農・企業の農業参入) - □ 社会貢献の一環としての参入
(例:カーボンオフセットへの貢献) - □ アグリテックの進展による課題解決のさらなる加速
Progress
-
AI自動収穫ロボットの農場での導入
経済合理性の実証を目的として、7月14日から10月まで全国農業協同組合連合会岩手県本部(以下JA全農いわて)へ、ピーマン自動収穫ロボットのレンタルを7月から10月まで実施します。
記事:JA全農いわてに機能強化をしたピーマン収穫ロボットを継続導入決定 -
「Farming as a Service(FaaS)」で農業のバリューチェーンをデジタル化。
農業の新時代を切り拓くため、収量予測・栽培計画を基に、生産から配送、販売までの農業バリューチェーンを一貫してデジタル化する「Farming as a Service(以下、FaaS)」という革新的なサービスを開始しました。
記事:「Farming as a Service(FaaS)」で農業のバリューチェーンをデジタル化。AIロボティクス技術を活用し“稼げる農家”を全国へ広げる新たな取組を開始。 -
AIロボットと衛星データを融合し、生産性と持続性を飛躍的に向上させる「みどりの食料システム戦略」の推進へ
内閣府の地方創生優良事例にも選出された宮崎県新富町を拠点に推進してきたAI搭載自動収穫ロボットを活用したスマート農業の知見と、宇宙からの衛星データを組み合わせた、革新的な農業システムの研究開発を開始いたしました。
記事:AIロボットと衛星データを融合し、生産性と持続性を飛躍的に向上させる「みどりの食料システム戦略」の推進へ -
Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobeで”収量予測AI”が自動で進化するAIの開発を実施
企業や組織のイノベーションを創出する「Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobe」(以下AI Co-Innovation Lab)で、Sprint開発を2025年2月に行います。今回は、収量予測AI「AGRIST Ai」に搭載する”進化するAI”の開発を実施。
記事:Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobeで”収量予測AI”が自動で進化するAIの開発を実施
2050年の農林水産業のゼロエミッション化に向けて
枠にとらわれない共創と連携を推進しています。
AGRISTでは、食糧課題の解決に向けて、行政や企業・団体と積極的に連携・協業しています。スピード感をもって課題に取り組む中で、現場から革新的なアイデアや技術が生まれ、事業の加速にもつながっています。今後もカテゴリーの枠にとらわれず、多様な共創を広げながら、私たちのミッションである「テクノロジーで世界の食糧課題を解決する」ことに、着実に歩みを進めていきます。
2050年ゼロエミッション化する
パートナーを募集しています。
詳しく知りたい方は
お問い合わせください。