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Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobeで”収量予測AI”が自動で進化するAIの開発を実施

2025年02月06日 2025年

Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobeで”収量予測AI”が自動で進化するAIの開発を実施

~「AGRIST Ai」の開発の成果発表イベントを3月に東京で開催予定~

AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、以下、AGRIST)は、企業や組織のイノベーションを創出する「Microsoft AI Co-Innovation Lab Kobe」(以下AI Co-Innovation Lab)で、Sprint開発を2025年2月に行います。今回は、収量予測AI「AGRIST Ai」に搭載する”進化するAI”の開発を実施します。

背景

AGRISTは、AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売しています。その中でも、AIを活用した収量予測システム「AGRIST Ai」を開発し、農業の効率化と収益の安定化に貢献しています。

AGRIST Aiは、農作物の生育状況や環境データ、市況データなどをAIが分析し、収量予測や需要予測、さらには栽培までのレコメンドを実現するAIです。

今回の開発では、Microsoftのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で、収量や環境データを含んだ学習データをインプットに「ML Ops*」技術を活用した進化するAIを構築します。これにより、今まで自動化が難しかった収量予測がデータの蓄積に応じて予測精度が日々進化するAIを2025年2月にAI Co-Innovation Labで開発します。

*ML Opsとは機械学習(ML)モデルの開発、デプロイ、運用を効率化するためのプロセスとツールのセットのこと

また、Microsoft AI Co-Innovation Lab KobeのSprint開発を活用することで開発期間も大幅な短縮を見込める予定です。わずか5日で進化するAIを実現し、AGRIST Aiに搭載していきます。

※Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

VPoEエンジニア統括最高責任者 清水 秀樹

Microsoft Azure上でML Opsの仕組みを構築できることは、人力でAI精度向上に取り組む必要がなく、AGRIST Aiの発展に、農業の未来を大きく変える可能性を秘めています。このシステムを1、2年使い込めば、データの蓄積とAIの進化により、収量予測の精度がさらに向上し、稼げる農業をいち早く実現できると考えています。

3月都内で成果発表を予定

都内で3月に開催予定の成果発表イベントにおいて、今回の開発の詳細やAGRIST Aiの最新機能ついて発表する予定です。また、AI Co-Innovation Labでは、AGRISTが開発した自動収穫ロボット「キュウリ収穫ロボット」の展示を行っています。AIとロボット技術を組み合わせた農業の未来像を提示します。

AGRIST Aiについて

  • 高精度な収量予測や需要予測を実現しAIによる栽培レコメンドにより、収益増加に貢献
  • 適切な栽培管理の指針を示し、農作業の効率化を支援
  • データに基づいた科学的な農業を実現し、持続可能な農業に貢献

今後の展望

AGRISTは、今後もMicrosoftとの連携を強化し、AGRIST Aiのさらなる精度向上と機能拡充に取り組んでまいります。また、農業ロボットの開発を加速させ、AIとロボット技術の融合による農業の革新を推進してまいります。

AGRISTは連携する大企業や農業生産法人も募集しております。

     

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