収穫ロボットを活用した農業DXで100年先も続く持続可能な農業を実現へ
AGRISTは2024年2月19日〜2月22日にヒルトン福岡シーホークにて開催された「Industry Co-Creation (ICC) サミット FUKUOKA 2024」の「DX カタパルト」に出場しました。当日の様子は公式YouTubeに、書き起こし記事がICCサミット公式サイトに掲載されています。是非ご覧ください。
AIプラットフォームの開発により勘と経験からの脱却へ
AGRISTは収穫ロボットの開発だけでなく、AIプラットフォームの開発を行っています。ハウス内のデータやロボットが集めたデータを可視化するだけなくAIを活用することによって栽培方針の提案をすることで栽培管理者の支援を行います。スマートフォンやタブレットから農場やロボットを制御したり、作業の記録を行ったりと、ワンクリックで操作が可能であり、AIを活用することで再現可能性を高めることができます。
なぜAGRISTが勘と経験からの脱却を実現できるのか
AGRISTが収穫ロボットを保有しているため、農場から植物の状態のデータを取得することができます。ロボットが収穫しながら、ハウス内の作物の背丈や、花の咲いている位置などを記録し、これらのデータを使って収穫量の予測や植物の生育状態の把握を行えるようにします。これらを活用して、営農の戦略的な意思決定を支援します。また、AGRISTは自社で農業を行っているため、ロボットやAIの活用について自ら現場で使用し、フィードバックして改善することができます。
今後は自社農業としてロボットとAIを活用した農場を拡大しながら、農業参入支援パッケージの展開を行い農業DXを推進していきます。
■登壇の様子
AGRIST FARMについて
AGRISTの子会社である農業生産法人AGRIST FARMでは、宮崎県新富町、鹿児島県東串良町に自社農場を保有しています。農場では就農1年目の弊社の栽培管理者が収穫ロボットやICTなどを活用して農産物を栽培しています。
▼参考プレスリリース
・福岡で12年間続けたイチゴ農家から鹿児島移住へ、新規就農の決め手となったICT化の可能性とは
AGRIST株式会社とは
AGRISTは、2017年に地元農家らで開催していた勉強会から「収穫時の人手不足を解決するロボットが必要だ」という声をもとに、2019年に設立したテクノロジーで農業課題を解決するスタートアップです。「100年先も続く持続可能な農業を実現する」をビジョンに掲げ、野菜自動収穫ロボットの開発だけでなく自社農場で営農をするなど、テクノロジーを活用した次世代農業を実現し、世界の食料問題の解決、全人類のウェルビーイングに貢献していきます。
「Industry Co-Creation (ICC) サミット FUKUOKA 2024」概要
【ともに学び、ともに産業を創る。】をテーマに、朝から晩までイベントスケジュールが組まれ、事業ピッチの登壇だけでなくテーマ別ディスカッションへも参加しました。当イベントでの登壇や交流により、参加者・来場者の皆さんと100年先も続く持続可能な農業の実現を目指します。
名称 | Industry Co-Creation (ICC) サミット FUKUOKA 2024 URL:https://industry-co-creation.com/events/icc-fukuoka-2024 |
主催 | ICCパートナーズ株式会社 |
開催期間 | 2024年2月19日〜2月22日 ヒルトン福岡シーホーク(メイン会場) など |
登壇 | Digital Transformation(DX) CATAPULT(ICC FUKUOKA 2024) |
登壇の様子はICCサミット公式YouTubeよりご視聴いただけます。是非ご覧ください。
■ICCサミット公式YouTube
・https://www.youtube.com/@IndustryCoCreation
・https://youtu.be/4esLWyuVGLM(Digital Transformation(DX) CATAPULT全編)
■ICCサミット書き起こし記事
自社農場でDX実装、展開!「栽培管理Copilot」で、“AI農業”を推進する「AGRIST」(ICC FUKUOKA 2024)
https://industry-co-creation.com/catapult/101712
■Digital Transformation(DX) CATAPULT登壇