AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、以下、AGRIST)は、2024年11月19日~21日にシンガポールで開催された農業技術展示会「Agri-Food Tech Expo Asia」において、株式会社タカミヤ(以下、タカミヤ)、半導体商社の株式会社マクニカ(以下、マクニカ)との共同出展をおこないました。
Agri-Food Tech Expo Asiaとは
シンガポールで開催される農業技術と食品技術に特化した展示会で、アジア地域における持続可能な農業と食品生産の未来を探る場です。このイベントでは、最新の技術革新やソリューションが紹介され、農業、食品加工、サプライチェーンに関わる専門家や企業が集結します。特に、スマート農業、食品の安全性、持続可能性に焦点を当てた展示やセミナーが行われ、業界の課題解決や新たなビジネスチャンスの創出を目指しています。
背景
今回のシンガポール展示会への出展は、かねてより海外展開を視野に入れていたAGRISTに対し、タカミヤから共同出展の提案があったことがきっかけです。アジア市場におけるタカミヤの豊富なネットワークと、マクニカが持つ最先端の半導体技術とのシナジー効果を見込み、3社共同で出展を決定しました。
AIロボットが海外から関心を集める
展示会では、AGRISTのAIロボットに対して海外から高い関心を集めました。東南アジア諸国では、人手不足や生産性向上が課題とされています。こうした課題への解決の可能性が期待されています。今回の展示会を足掛かりに、タカミヤおよびマクニカとの連携をさらに強化し、AGRISTはアジア市場への進出を目指します。また、世界中の農業課題を解決するため、グローバルな視点で事業展開を加速させていきます。
今後の展望
AGRISTは、海外市場の調査とニーズ分析を行い、販売パートナーシップの構築を目指します。また、積極的に資金調達をするだけでなく、グローバルビジネスを推進できる人材の採用を強化してまいります。
今後もAIやロボット技術を活用した革新的な農業ソリューションを提供し、世界中の農業の持続的な発展に貢献していきます。
参考 https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2020FY/000054.pdf
