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金融業から転身1年目で、約1haの農場を管理する農場長へ

2024年12月16日 インタビュー

金融業から転身1年目で、約1haの農場を管理する農場長へ

就農2年目を迎えてもなお新しい発見と挑戦

AGRIST FARMでは、2023年9月から鹿児島県東串良町の自社農場でヤシ殻培地で育てるピーマンの養液栽培を開始しました。今回は金融業界に勤めていた経歴を持つ約1haの農場管理を任された社員へインタビューを行いました(全3回-Vol.2)。

栽培管理者(ガクショ)

AGRIST FARMで働くメンバーは、自身のキャリアを生かしながら施設園芸のピーマン栽培の新規就農に取り組んでいます。今回は、金融業から転身し、AGRIST FARMに就農した農場長ガクショさんにAGRIST FARMの魅力について聞きました。

AGRISTで働く半農半X人材とは

広報ー なぜ農業に興味を持ったのですか

前職の金融業で起業家の方とお話しする機会が多くありました。その中で刺激を受け、ベンチャー企業で働くことに惹かれました。転身を考える中、農業は植物整理や化学、物理、耕作、IT、施設運営、経営、マーケティング、肉体管理など多岐にわたる分野での能力が求められる総合格闘技であることに面白さを感じ、AGRISTへ入社を決めました。

信念とプランさえあれば自分の考えが採用されることも

広報ー 入社してみた印象はどうでしたか。

風通しはめちゃくちゃ良いと思います。幹部とのコンタクトやミーティングもすぐできるので、自分の信念とプランさえあれば採用してもらえるというやりがいがあります。

金融関係で得た知見を農場に落とし込みたい

広報ー 前職の経験はどんなことが活かされていますか

栽培に関しては皆ピーマン栽培を行ったことがないメンバーばかりなので、地元生産者の知恵をもらいながら栽培を行っています。私がAGRIST FARMで働くうえで特に意識しているのは、「何事も経済ビジネス感覚、コスト感覚をもって動く」ということを常に伝えるようにしています。ベースになるフォームは金融業での経験が生かされていると思います。事業計画を機能させるためにも細かいところを全員に共有し、納得したうえで進めたいです。

国内市場が小さくなることが予想されるからこそ、外部との連携が大事だと思う

農場生産部は「ピーマンの栽培」に関して、いろんな属性の人が集まっているため、AGRISTオリジナルの栽培体制が創れることが強みだと考えています。私個人としては「いろんな業種や会社間との接着剤になりなさい」という前職時代の金言を特に意識しています。農場内のことばかりを考えがちですが、農業は栽培、組織、販路、物流などいろんなレイヤーが関わっています。今後は、国内市場が小さくなることが予想されるので、積極的に外に出て知見を得ることがとても重要だと考えます。

AGRISTの強みはエンジニアと農場生産部が話せること

また、AIロボットや収量予測AIシステムの開発のために、定期的にエンジニアとミーティングを行っています。現場の意見を反映できることがAGRISTの強みだと思います。自分たちの手で作り上げられることが面白いです。

事業拡大に伴い積極採用中

AGRISTでは茨城県を中心とした事業拡大に伴いエンジニアだけでなく、次世代農場の栽培および農業技術の研究開発を行う農場スタッフの採用を強化しています。

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