谷口 翔悟
Taniguchi Shogo
農場生産/栽培管理
代々続く農家の長男として育ち、小学生の頃から家業を継ぐことを志す。
自身の理想の農業を追求するためAGRISTに入社し、キュウリ農場で大規模化とテクノロジーを駆使した未来の農業実現に向けて奮闘している。
ご実家が農家とのことですが、最初から後を継ぎたいと考えていたのですか?
子どもの頃から実家の農作業を手伝っていたこともあり、小学生の頃からなりたい職業の一つでした。代々受け継がれてきた約4反の土地を、自分の代でも守り、継いでいきたいという思いがあります。
AGRISTへの入社を決めたきっかけを教えてください
高校生の頃から、地元宮崎県にピーマンの収穫ロボットを開発している会社があると知っていました。農業大学校在学中に、AGRISTの社員の方が講演をしてくださいました。その時にキュウリ収穫ロボットの開発や、新しいキュウリ農場を関東に立ち上げると聞き、とても興味を持ちました。その後、農場やロボット開発の現場を見学させていただき、お話を伺う中で、「ここで働きたい」と強く思うようになり、入社を決めました。
谷口さんが考える、理想の農業とはどのようなものですか?

人手不足や異常気象などにより、人が必ず収穫作業を行うという従来のやり方は、これからは難しくなると思っています。暑いハウスでの作業は、いずれできなくなると思います。私の考える理想の農業は、植物工場型のハウスの中で、収穫ロボットや管理ロボットが中心となって作業を進めていく未来の農業です。
学生時代から最先端の農業に強い関心がありました。自分でキュウリの最新の栽培方法を調べたり、九州の先進的な農場を一人で見学しに行ったりもしました。その中で、AGRISTが私の理想とする農業に最も近く、テクノロジーやロボットを積極的に活用していることに惹かれました。
なぜ「最先端の農業」にこだわったのですか?
私の実家は昔ながらの農家ですが、従来の方法をそのまま続けていくことには限界があると感じていました。新しいものに触れるのが好きだったこともあり、現状を打破するために、新しい技術を身につけ、農業のあり方を変えていきたいと考えました。
収穫作業は、数日あれば習得できるくらいのシンプルな作業です。だからこそ、ロボットに収穫を任せて、人間は植物の細かな変化に気づくための「観察や管理」といった、より高度な判断を要する仕事に時間を充てるべきだと考えています。
これまでは収穫作業に追われ、本来必要な管理作業が後回しになってしまうこともありました。もしロボットが収穫できれば、浮いた時間を管理作業に回せるようになり、品質や収益を向上させることや、さらに余った時間で新しい農場を立ち上げに挑戦することも可能になります。
こうしたテクノロジーによる大規模化が、後継者不足に悩む私の実家や地元の農家が抱える課題を解決する手段になると思っています。
AGRISTで実現したい将来のビジョンを教えてください。
農場の規模を拡大した先には、キュウリだけでなく、ピーマンやパプリカなど、スーパーで売られているあらゆる種類の野菜を、テクノロジーの力を活用してハウス栽培をしたいです。そして、自分たちの手で生産から販売までを行う「6次産業化」を実現し、生産者が販売価格を決められるようにしたいです。最終的には「AGRISTスーパー」のような自社の店舗を作り、自社の野菜を販売したいですね。

自分を野菜に例えると?
自分を野菜に例えると、メロンです。
熟成を経て価値を高めるメロンのように、私もプロフェッショナルとして、技術に対して強いこだわりとプライドを持って取り組んでいるからです。
ロボットで収穫したいものは?
きゅうりです。
きゅうりは毎日収穫するので少しでも収穫の負担が減って欲しいからです。
