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【製品紹介】2025 AI搭載自動収穫ロボット Q

2025年10月30日 製品について

【製品紹介】2025 AI搭載自動収穫ロボット Q

アグリストは「100年先も続く持続可能な農業の実現」をビジョンに掲げ、ピーマンとキュウリの自動収穫ロボットを開発するスタートアップ企業です。

ロボット開発の背景

「生産をしても収穫をする人がいない」

「収穫できないと着果負担により木が弱ってしまう」

「先駆的な農機具は高すぎて買えない」

日本の農家の平均年齢は68歳と高齢化が進んでいます。2030年には農業従事者が半減するとのデータもでています(日本農業情報システム協会より)。アグリストは農作業の50%を占める収穫作業がボトルネックな労働集約型の農業を変革するために、シンプルな構造で安価なロボット開発をはじめました。

概要

2025年 AI搭載自動収穫ロボット Q

  • レール走行式で移動することで安定的に移動 ※導入条件有
  • AIにより収穫適期のキュウリを画像から検出
  • 独自開発の収穫ハンドでキュウリ・ピーマンを収穫
  • スマートフォンやパソコンから収穫パラメータの調整が可能
  • 夜間収穫用LED搭載
  • 畝間移動を実現
  • ロボットが農場内のデータを収集し、クラウドに自動アップデート

 AGRISTのキュウリ収穫ロボットは、畝間に敷かれたレールの上を移動します。独自開発した収穫ハンドには、誤収穫防止センサーとカメラが搭載され、AIが収穫適期の大きさの作物を判断し収穫をします。

 また、ロボットの動力源には2つのバッテリーを搭載し、バッテリー交換を行うことで夜間稼働を可能とします。

2023年 旧型ロボット
2024年 旧型ロボット

技術的に実現可能な今後の可能性

  • 作物の3Dマップを生成することで育成データを取得し栽培管理へフィードバック
  • 病害虫の早期発見
  • ロボットの完全自動化

ロボットがハウス内を巡回することで集めたデータを、栽培管理へフィードバックしデータ農業を行います。

※ロボットのレンタルについてはお問い合わせください。

ロボット仕様・導入可能ハウスについて

重量(㎏)130
サイズD790×H2,230mm×W1,180
アーム可動域/垂直(mm)地面から450-1,800
アーム可動域/水平(mm)ロボット中心から半径900
電源バッテリー(交換式)25.2V 23.7Ah×2個
充電時間約5時間
畝間移動自動
収穫性能1本/分*
移動速度3-10(cm/s)
連続稼働時間約16時間 
通知機能不具合発生、稼働完了時スマホへ通知
*理想環境下

ハウス仕様

レールが設置してあり、平らであること
レール間距離:600mm
レール径:Φ31.8mm or Φ48.6mm
畝間:1,500~1,600mm
畝から出た後の通路が平らであること(コンクリート)
畝から出た後の通路幅:約1,500mm以上
栽培方式:つる下ろし栽培
主枝が通路(レール上)に突出していないこと
葉かきができていること

(2025年11月修正)

採用


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