AI農業のAGRIST株式会社

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福岡で12年間続けたイチゴ農家から鹿児島移住へ、新規就農の決め手となったICT化の可能性とは

2024年01月31日 インタビュー

福岡で12年間続けたイチゴ農家から鹿児島移住へ、新規就農の決め手となったICT化の可能性とは

AGRIST FARMのピーマン栽培管理に3人新規就農

テクノロジーを活用して農業革命を起こすAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、以下AGRIST)は、2023年9月から鹿児島県東串良町の自社農場(以下、AGRIST FARM)で高収量栽培を目指して働く若き新規就農者3人へ、AGRIST FARMで働く理由について話を聞きました(全3回)。

■ピーマン栽培初心者3人で管理

 AGRIST FARMで2023年からピーマンの養液栽培の新規就農を果たした3人の栽培管理者。日本でも例の少ないヤシ殻培地を使用したデータ管理を行うハウスで栽培管理を担当しています。今回は、12年間のイチゴ農家を経験後、AGRIST FARMで就農したオオシオさんにAGRIST FARMの魅力について聞きました。

【栽培管理者紹介】

■12年間続けたイチゴ農家からピーマン農家へ転身した理由

 12年間にわたりイチゴ栽培を個人で手がけてきたオオシオさんは将来への不透明感、体への負担、そして経済的な不安に直面し、個人での農業に終止符を打つ決断をしました。それでも農業を続ける決意を固めたのは、農業の新たな可能性を模索するためでした。「育てる達成感、様々な作業ができること、そして自由に創意工夫できる楽しさが何よりも農業は魅力」と話し、続けて「植物の状態を的確に診断し、それに対応することで、期待通りの反応を引き出す過程で感じる快感は、何度経験しても飽きることがありません」と、生き物と向き合う農業の魅力について語ってくれました。

■知識不要、経験不問。AGRIST FARMのデータ農業が描く新たな就農モデル

AGRISTでは、栽培環境をデータ管理し制御することで、新規就農者でも高収量をあげることが可能となる「AI農業プラットフォーム」を開発しています。この仕組みにより、勘と経験に頼らずとも、大規模化や作物の品質の均一化ができるようになることが期待されます。更に、一定の品質の作物を生産できる再現性の高いAGRIST FARMが、新規就農者にとって理想的な就農モデルになると考えています。

■ロボットとデータの活用で再現性の高い栽培管理へ

AGRIST FARMでの取り組みに対して、「これからの農業はどんどん大規模化が進んでいくと考えています。そのためにデータを活用したスマート農業での高い再現性、ロボットを駆使しての少人数での管理など今までとは違う農業が必要になってきます。AGRIST FARMでの取り組みを通して新しい技術や設備と既存の栽培方法の架け橋となりたいです。」と話します。

 栽培環境をデータ管理し、さらにAIを駆使することで再現性の高い農業ができる時代が近づいてきています。

■事業拡大に伴い積極採用中

AGRISTでは事業拡大に伴い、AI農業プラットフォーム「AGRIST AI」の構築を行うエンジニア、ロボット開発エンジニア、次世代農場の栽培および農業技術の研究開発を行う農場スタッフの採用を強化しています。

【募集】ロボット開発エンジニア

  • Webアプリエンジニア
  • Iotエンジニア
  • データサイエンティスト
  • スマホアプリエンジニア
  • ハードウェアエンジニア

※勤務地は茨城県つくば市のつくばオフィス。一部リモートワークも相談可能です。

【募集】農場管理

  • 栽培技術研究者(農学博士号保有者など植物生理に知見を持つ方)
  • 栽培管理者
  • 設備管理者
  • 農作物販売、販路拡大

ご興味のある方は下記よりお問い合わせください(https://agrist.com/recruit)。

▼参考プレスリリース

・SBIR採択について( https://agrist.com/archives/7776

・スマート農業で就農1年目からピーマン収量を約1.5倍へ(https://agrist.com/archives/7695

・Azure OpenAI Service を使用したチャットボットを無料提供(https://agrist.com/archives/6694

採用


採用を強化しております。詳しくは採用ページをご覧ください。

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