AI農業のAGRIST株式会社

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TOKUDOME

徳留 将人

徳留 将人

Tokudome Masato

技術開発/機械

トヨタ系の車設計にて4年以上携わり、水素自動車やSUVのボデー設計を経験。製品設計を通して「設計者の図面一枚の重みや現場への影響の大きさ」を感じ、より現場を知って現場から設計をコントロールできるような人材になりたいと考え生産技術職へ転職。その後、とあるきっかけでAGRISTへ入社。

徳留さんは入社の経緯が面白いですよね。きっかけと経緯を教えて下さい。

地元紙で宮崎太陽銀行さんが、「コロナの時期だけど、こんなに勢いのある会社もあります」と投資先の会社を紹介している記事を見たんです。複数紹介している中の1社がAGRISTで。
実は妻に、「今後、エンジニアが農業で力を発揮できるはず」「エンジニアとして農業に携わりたい」とずっと話していたんですよ。
そんな中でAGRISTを紹介している記事を見て「え?!俺が感じてることを実現しようとしている会社がある!しかも新富?!」って二重で驚きました(笑)
新聞記事を読んで衝撃を受けたのが水曜日、その週の金曜日がたまたま休みだったので、「なんか気になるな~。どうせだったら見に行くか!」と行動してAGRISTに直接話を聞きに来ました。
ノーアポだったのに取締役の高橋が丁寧に対応してくれて、気づいたら入社してました(笑)

すごい!ご縁を感じますね。入社しようと思ったときのAGRISTと今のAGRISTにギャップはないですか?

全然ないですね!100年先も続く持続可能な農業を実現する、そのために農家さんファーストで開発するっていうところがブレていない。
元々農業が好きで、市民農園作って野菜を作ったりしていたんですよ。なのでエンジニアとしても、農家としても、AGRISTで働くことが楽しい。
入社してプロの農家さんとお話する機会が増えて『農業は経験が重要』だと、改めて思うようになりました。
人間の経験でやれるものをロボットやAIでやれないはずがない、でもやれてないのが現状なんです。そこを達成していきたいですね。

その目標を達成するために、AGRISTにはどのような人が必要だと思いますか?

エンジニアとしての技術や経験も大事だけど、何より農業に興味があって、農業って楽しいなって思える人がいいんじゃないかな。
それがある前提で、目的に向かってワイワイと、なんでも楽しいと思って進める人。あとは元気でやる気があれば!(笑)
技術的な面で言うと、機構設計が得意な人が来てくれると嬉しいですね。
経験としては『モノを作ってそれを売る』というサイクルを、小さくても良いので一通り、当事者として経験したことがある人が欲しいです。
大企業での経験って細分化されてしまっている。当事者意識がどんどん薄れちゃうんです。
なので当事者として最初から最後、アイデアの状態から市場に出た後までを経験している人が重要。
その経験を経て培った、商品化に対する危機感だったり価値観が欲しいですね。

自分を野菜に例えると?

落花生。
成長すると節々から花が咲き、根っこ(子房柄)が落ちる。それが地面につくと地面に潜っていって、落花生を一個だけ作る。
ブレずに成長して、初志貫徹するところが落花生に似てると思います。

ロボット収穫したいものは?

スイートコーン。夜に糖分をため込んで日が昇ると甘みがなくなってしまう特徴があるので、収穫の時間がどうしても夜中から早朝になってしまう。
人が寝ている時間にロボットが収穫できるといいですよね。